サザンオールスターズの桑田佳祐といえば、日本国内人で知らない人はいないという存在。

海外ツアーでのライブも大盛況で、いまやサザン桑田は世界の桑田と言っても過言ではないほどの存在です。

一時は体調を崩して入院などをし、桑田ファンをやきもきさせていましたが、無事に復活を遂げ年越しライブや新しいアルバムの発売にまでこぎつけています。

サザン桑田のバンドで欠かせない存在といえばキーボードの原由子で、1982年に結婚してからも、サザンの人気は衰えることはありませんでした。

サザン桑田をはじめ、トータルでサザンオールスターズというバンドをみたときも、不思議なことがいくつかあります。

1つはいまお話ししたように、桑田佳祐と原由子が結婚をしても人気が衰えなかったこと。

2つ目は、新しい楽曲のほとんどが違和感なくファンに受け入れられヒットしていることです。

サザンオールスターズが結成されデビューして何十年にもなりますが、ここまで安定した人気を保っているアーティストは、そう多くはありません。

その理由はおそらくアイドルという存在を超えたところに、サザン桑田や原由子のポジションが定まったことにあります。

男性に好かれ、女性にも好かれ、年代層も広範です。

しかも彼らが紡ぎ出す旋律の多くは、極めて新鮮でどことなく懐かしく、湘南サウンドと言われるだけあって、どの詩曲もビーチの臭いであふれています。

ファンの人たちの中には、バンドは「サザン桑田や原由子の独り舞台」といったような評価をする向きもありますが、彼らの活動やライブに触れると、サザンオールスターズは、サザン桑田のものではなく原由子のものでもなく、メンバー全体でつくりあげられる芸術活動であることがわかります。

ある意味ではバンドのメンバーを率いた優秀な経営者であり、サザン桑田個人だけをみれば傑出したシンガーソングライターです。

このようなバンド、アーティストの出現は、今後もそう多くは期待できないでしょう。